仲間を信じることのかっこよさ~フェイク~

2007-02-05 17:00:00

さて、今日紹介する映画は「フェイク」です。

FBIの捜査官がマフィアグループの一員となっておとり調査をおこなうのですが、

捜査官とマフィアの間に仲間意識が芽生えて…という話。

 

ジョニー・デップとアル・パチーノが出ているのですが、

この2人、やっぱりすごいです。

 

FBIの捜査官、ビストーネをジョニー・デップ、

レフティという名のマフィアをアル・パチーノが演じているのですが、

もう、かっこよすぎ!

 

ビストーネは普通にかっこいいのですが、

レフティは渋い。

 

レフティはゴッドファーザーのマイケルのような

切れる男ではなくて、

しがないおっさんという感じなのですが、

その哀愁がたまりません。

 

レフティのビストーネに対する信頼感、

これがこの映画の泣けるポイントです。

 

 

ところで話はそれますが、

この映画のなかで、レフティが

「マフィアは財布を持たないんだ。札はまるめてポケットに入れとけ」

みたいなことをビストーネに教えるシーンがあるのですが、

僕はそれ以来ポッケに札を入れておくようにしているんです。

 

これ、めちゃくちゃ便利です。

 

ま、どうでもいい話ですけどね。

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理想の女性を見つけました ~下妻物語~

2006-11-15 17:00:00

硬派な女性にずっと憧れていた。
中学生のとき、僕の机にはある詩が刻まれていた。
「一生一度のこの想い」ではじまり、「惚れた男のためならば捨ててみせますこの命」で終わるその詩は、まさに硬派。
惚れた男に対する情熱がビシバシ伝わってくるものだった。
純粋というか、周りが見えていないというか、若いからこそかける詩なのだろうけど、同じく純粋で周りが見えてなかった僕はその詩がとても好きだった。
授業に飽きたときはいつも、僕の先輩にあたる人が掘ったと思われるその詩を眺め、彼女の波乱万丈の人生を想像していた。
僕の妄想のなかではその先輩はたぶん、素手で50人、日本刀で20人、マシンガンで100人くらいの敵をやっつけている。でも現実の世界ではもう30歳とか40歳で、机の詩の男と結婚して、きっといいお母さんになっていると思う。

今回紹介する映画には、僕が想像していた先輩のイメージにぴったりの女性が出てくる。
その映画とは「下妻物語」。ロリータファッションを愛する竜ヶ崎桃子(深田恭子)と時代錯誤感満載の茨城のヤンキー、白百合イチゴの友情物語だ。原作は嶽本野ばら。桃子とイチゴは、「一角獣の龍二」との恋愛や伝説の刺繍屋探しなど、いろんなイベントを経て友情を深めていき、最後に大きな戦いを迎えるというストーリー。
スピード感があってノリが良くて、エンターテイメントという言葉が良く似合う映画で、とにかく楽しませるということに重点が置かれた作品だと思う。

全体的にフザけてるのだけど、急にシリアスになる場面がいくつかあって、そこでジーンときてしまう。イチゴが失恋して大泣きするところか、桃子とイチゴが仲直りするところとか。

いかにも「泣かせます」っていうような映画に飽きたときは、こういう映画もいいと思う。

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シドの重すぎる一言 ~ノーフューチャー~

2006-11-10 17:00:00

だれしも記憶に残る一言っていうのがあると思う。恋人との別れの言葉だったり、友だちがなんとなく呟いたセリフだったり。
僕の胸に刻まれているその一言は、高校生のとき、好きだった子にいわれた言葉だ。
学校にいく途中、たまたまその子に会って、一緒に登校することになった僕は、思わぬ幸運に胸を高鳴らせつつ、沈黙が怖かったのでしゃべり続けていた。
そしたら彼女、こういったのだ。
「富くん。…ザリガニ食べた?」
…一瞬僕の頭にクエスションマーク「?」が浮かび、それが0.2秒後にビックリマーク「!」に変わった。ユアマウスイズバッドスメルと彼女はいっているのだ。
その後学校に着くまで、僕の口数が激減したことはいうまでもない。
思春期の男子にとっては生死に関わる一言だった、真剣に。

さて、名作には必ずといっていいほど印象深いセリフがあるけれど、僕が最も衝撃を受けたのは「ノーフューチャー」のシドの一言。

「ノーフューチャー」はセックス・ピストルズのドキュメンタリーで、ピストルズのデビューから解散までをメンバーの映像をメインに振り返るという内容。

で、注目の一言は中盤あたりのインタビューシーンで飛び出す。

「どこかいきたい場所は?」というインタビュアーの質問に対してシドが一言答えるのだけど、そのセリフがもう、なんていうか、救いがない。
ポジティブなニュアンスが0.00001パーセントも含まれてないというか、「絶望」っていう言葉を音にしたような感じ。
ほんとに冗談抜きで「ノーフューチャー」。

ただ、「泣ける」というテーマを考えると、シドのセリフは前フリで、涙が出るのはラストの部分。ピストルズのリーダー・ジョニーロットンの独白シーンだ。
ジョニーロットンは友だちとして、シドを助けようとしたわけだけど、残念ながらうまくいかなかった。
泣きながら心のうちを語るロットンを見ていると、シドを殺したもの(麻薬だかマスコミだか世間だか知らないけど)に対してとにかく腹が立つ。

泣ける映画っていうのは見終わるスッキリする作品が多いけど、「ノーフューチャー」は現実に起こった話で、後味はあまり良くない。
でもオススメ。特にピストルズファンは必見!

Category : 友情

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